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第5回九州高校生平和サミットin長崎

更新日:2023年3月28日


 3月18日(土)~19日(日)、第5回九州高校生平和サミットはホテルセントヒル長崎で開催され、九州5県(福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、長崎県)から約50人の高校生が集いました。高校生平和サミットは、2018年に高校生平和大使の取り組みがノーベル平和賞の候補にノミネートされたことを記念して開催されたもので、2018年熊本市、19年佐賀市、20年新型コロナウイル感染拡大により中止、21年福岡市、22年熊本市で行われてきました。九州各県で核兵器廃絶と平和な世界の実現に向けて活動している高校生たちの学びと交流の場として、年々充実した内容で開催されています。

 1日目は、被爆者の川野浩一さん、長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授の中村桂子さんに講演をしていただきました。その後、活動報告を各地の高校生が行いました。

 2日目は、東彼杵郡川棚町でフィールドワークを行いました。川棚町には、戦時中日本海軍の工場が作られ、特に日本一多くの航空魚雷を製造していました。製造した魚雷を発射する試験場も川棚町にあり、その遺構が今も残っています。次に、特別攻撃艇「震洋(しんよう)」展示館及び「特攻の碑」を見学後、佐世保市に移動し、戦時中に空襲被害を逃れるために作られた防空壕内の小学校跡(無窮洞)、国指定の重要文化財に指定されている「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設」を見学しました。















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