2003年より始まった韓国の高校生との交流は今年で11年目となります。全国の高校生15人、被爆者4人、スタッフ6人総勢25人の訪問となりました。高校生は神奈川、東京、大分、熊本、佐賀、長崎からの参加です。
3月29日8時、長崎の高校生と被爆者は、長崎駅にて出発式を行った後かもめに乗車。博多港に参加者全員集合してニューカメリアに乗船、釜山港へと出発。
18時釜山着、出迎えの人と出会ってホテルへチェックイン。20時~在韓被爆者・金文成さんの被爆体験とその後の壮絶な病との闘いの話を聞く。
3月30日8時~韓国の広島といわれるハプチョンへ貸切バスにて向かう。
バスの中では、韓国と日本の過去の歴史を学んだり、韓国と日本の歌の練習、そして簡単な韓国語の日常会話を習う
10時過ぎ、ハプチョンにある原爆被爆者福祉会館を訪問。110人あまりの被爆者が在所中。館内にある原爆で亡くなられた方の慰霊碑にお参りした後、約60人あまりの被爆者が出迎えを受ける。日本からもってきたお土産を渡し高校生たちが歌を歌うと、手を叩いて喜んでくださいました。
夕方釜山へ戻り、高校生たちは各ホームスティ先に分かれて夕食から交流。
3月31日9時~韓国の高校生たちが準備をしてくれた署名活動を行う。
釜山駅へホームスティ先から高校生たちが集合。韓国の高校生約100人と韓国被爆者協会の被爆者も多数集まり、集会を行ったのち、韓日の高校生たちがそれぞれグループに分かれて、釜山駅広場を中心に署名活動を行った。韓国の高校生の積極的な取り組みもあって、署名数1017筆をあつめた。
昼食をとったあと、韓日の高校生は感想や意見交換をおこない、交流を深めました。慌ただしい日程でしたが、中身の濃い韓国訪問となりました。
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